第21回「学生生活支援」を6月21日(火)〜24日(金)に行いました。
今回は、申し込みをしてもらい、南北支援室にて袋に入れてお渡しするようにしました。
これまでは、新型コロナウィルスの感染状況から、信州大学行動基準に併せて、できる限り広く支援するようにおこなって参りました。用意できる限り、学生さんにお渡しするようにしてきました。
この間、新型コロナも変異株とその亜種へ変わってくる中で、社会の対応も少しずつ状況も変化してきて、本来のコロナ禍における学生さんへの支援の在り方を、今一度見直してみました。困る状況に陥っている人に支援していくという方法を模索していく中での今回の支援です。
過日、どなたかはわかりませんが、学生さんからのメモが届けられ、そこには「お米が余っていたら欲しいです。生活困っています。」とありました。現実に困窮している学生さんがいて、支援を待っていることは毎回の配布でも感じていました。本当に困っている学生さんに、確実に渡したいという思いは変わりませんが、これはなかなか難しいことです。そこで、今回は申込み方式にしました。
6月6日理学部全学生に「申込フォーム」にて申し込むように通知し、「受けたい理由」を書いてもらい抽選で100名の方にお渡しすることとしました。
配布は下記の日程でお渡ししました。
受取日時: 6月21日(火)~24日(金) 10時~16時の間
場所① : 数学、物理、化学の方 南支援室(A棟2F)
場所② : 地球、生物、物循の方 北支援室(C棟2F)
      お配りしたのは、お米3kg と アサヒ酵母さんのパン1個 です。
      パンはいつものように大小さまざまで迫力のあるものでした。
日取りも時間も余裕があり、学生さんが密にならないことが何よりでした。また、短時間ではありますが、一人一人と顔を合わせてお渡ししていくことで、わずかずつですが学生さんの生活を知る手がかりを得ることができ、なかなか厳しい社会状況の中ですが、前を向いて歩む姿を知ることができました。若い学生さんの姿に励まされる思いです。
お米の袋詰めは、これまで学部事務の方による手作業でした。これがなかなか神経を使う作業で、ご無理をお願いしてきました。今回は農学部卒業生の協力を得て、3kg の袋入りを買い求めることにしました。
次回以降のやり方・日程は、今回の経過と反省、コロナの推移、学生さんの状況を見ながら学部と相談して参ります。